とりあえず、のInDesign
最近InDesignと格闘しています。
過去に使用した経験はあるが、がっつり1人で作業をするのは今回がはじめて。
そもそもInDesignやXDなどの<構築系(勝手に名付けた)>のソフトウェアが苦手で、
「できれば避けたい」という気持ちが強い。
カッチリとグリッドが引かれた紙面はレイアウトをしやすいのだが、
「そのグリッドからはみ出さないように」と意識してしまい、デザインをする時に考え方の幅が狭くなってしまう。
せいぜい、正中線ぐらいが私にはちょうど良いのかもしれない。
しかし必要に迫られれば使うしかないので、私のように構築系が苦手な人へ、
「とりあえずこれが分かれば入稿できた!」というやり方を伝えたい。
【デザインのやりやすさ】
先に述べたようにグリッドを意識してしまう人は、Illustratorでレイアウトを組んだ方が良い。
それをInDesignに起こすので二度手間だと思われるが、デザインの時の思考はIllustratorの方がはやい。
私は文字の大きさを決めるところまでIllustratorを使うことにしている。
【レイアウト】
Illustratorで作ったレイアウトをInDesignに書き起こす。
ここで、一生かかってもマスター出来なさそうなInDesignの機能に混乱するが、
とりあえず以下のことを理解できれば大丈夫。
・親ページの使い方(ちょっと前までマスターページだったような)
・ノンブルの付け方
ここで苦戦したのがノンブルの付け方だ。なぜか最前面に出てこない。
親ページを作る時にレイヤーでノンブルだけ別レイヤーにして、最上部に持っていけば解決する。
一旦、上記のことを理解できれば入稿して本をつくることができる。
私はできた。だから、みなさんもできるはず。
Illustratorに比べればデータは軽いし入稿はラクラクです。
美しい組版をマスターするまでの道のりは遠いですが、地道にやっていこうと思います。