あったらいいね野鳥の会
会員第一号(会員数1名)の豊桑です。
半年ほど前に親族から古い一眼レフカメラ(2008年製)を譲り受けてから、自宅周辺にたむろしている野鳥撮影にハマっています。
冒頭の写真はアオサギです。けっこう大きくて、突然目の前に現れたりするとビックリします。
Webサイト制作にも大切な要素となる写真ですが、恥ずかしながら自分自身で一眼レフカメラにはこれまで触れたことが無く、スマホで撮影するのと何が違うのかもあまり理解していませんでした。
今時点でも完全に理解できているとは思いませんが、イメージセンサーサイズとか難しい話は入れずに、撮影しながらこれまでに感じたことをまとめてみたいと思います。
風景写真や広域の写真はほとんど変わらないクオリティ
あくまでこれはカメラ素人の視点ですが、風景写真はほとんど変わらないクオリティのものが撮影できます。むしろ色調整をその場でうまくやってくれるスマホ撮影の方がお手軽だと言えます。
こんな具合に、2枚の写真を出されてもどっちがどっちなのかわからないと思います。
ちなみに写真の場所は北海道の礼文島にある澄海岬(すかいみさき)というところです。行くのが大変ですがとてもキレイなのでオススメです!
弊社オフィス内です。色合いに違いはありますが、こちらもどっちがカメラでどっちがスマホなのかと聞かれてもわからないですね。
拡大したときに見える差
ただ拡大すると・・・
電話番号の箇所など、左の一眼レフで撮影したものの方が若干可読性が高いように見えます。細部の再現力は一眼レフカメラの方が高いのかもしれません。
とはいえ、拡大しなければわからない違いなので、特定のものにフォーカスしなければ大きな差は感じないのではないかと思っています。
暗めの室内で特定のものにフォーカスする
拡大したときの細部の描写の違いが顕著になります。スマートフォンPixel5で撮影したものは、拡大すると表面がガビガビしたような見た目になっています。サムネイル程度の大きさではパッと見ではわかりませんが、拡大のガビガビを見てからサムネイルを見るとなんだかサムネイルでも描写の粗さがわかるような気がします。
暗い場所でのスマホ撮影は要注意ですね。
一眼レフは望遠レンズがある
今現在でもスマホが追いつけていないところが、望遠レンズの存在です。
上記はいずれも300mmのズームレンズで撮影したものです。
特に野生動物など、普通は近づけない動物も間近にいるような大きさで撮影することができます。スマートフォンはスマートであるがゆえに、カメラほど大きなレンズを装着することができません。
スマートフォンにもズーム機能はありますが、2~3倍ズーム程度のものがほとんどで、それ以上のズームはズームと言うよりも「画面を引き伸ばしている」状態になるので、ズームを大きくする分だけ画面上の表示が粗くなってしまいます。
大きくズームして撮影したい場合は一眼レフカメラに優位性がありそうです。
まとめ
- 一眼レフは細部まで細かく撮影されるが風景など大きく使う写真の時にはさほど差がわからない
- ただし、暗めの場所ではスマートフォン撮影は細部の描写が粗くなるので注意
- 遠くのものを大きく撮りたいときはズームレンズのある一眼レフのほうが優位
ということで、2008年製の古い一眼レフと比較してもスマートフォンが追いつけていない部分というのはまだまだありそうです。ただ、今後はものすごいズームレンズを装着したものや、暗い中でももっとハッキリとした細部の描写ができるスマートフォンが発売されてこの優位がゆらぐこともあるかもしれません。・・・というか、スマートフォンのメーカーはきっとそれを目指している、はず。
完全なる趣味の領域ですが、当社制作のクオリティを今よりももっと上げていく知見としても活かしていければと思っております!